商品説明 １９７２年生まれ、オーストリアはタリン出身の２１世紀型ハイパーテクニカルギター最前線、アレックスマカチェクを中心に、ハイパーテクニカル系の名うての実力者が集結したスタジオライブ的なコンセプトで生まれたスペシャルセッションアルバム。リリースは現代テクニカルジャズロック系にフォーカスしたＡｂｓｙｔｒａｃｔ Ｌｏｇｉｘからというのも見事にこのレーベルの音楽性に沿った内容がこちら。参加演奏者は以下のとうり。まずはこの界隈ではビルブルフォードに匹敵する説明不要の大物、テリーボッジオ（ドラムス）、テクニカルフュージョン系で地道な活動を続け、マカチェクと組んだアヴァンギャルドプログフュージョンバンド、Fabulous Austrian Trio(FAT)へ参加しているHerbert Pirker（ドラムス）、非常に無名ながらテクニカルフュージョン系のマイナーシーンで録音を残してきたMario Lackner（ドラムス）、上記ＦＡＴへも参加している、こちらもまだまだ無名ながらも指弾きのアップライトベースを多用し、コーダルなアプローチで独創的な響きを追求するベーシスト、Raphael Preuschl、女性ヴォーカリストのSumitra Nanjundan、プロディユースはこのレーベルリリースの重要作の数々を担当してきたSouvik Duttaによる布陣。マカチェクと言えばプログレ筋からはかの大傑作、フューチュリングアワーセルヴスのインパクトから覚めやらぬトラウマからか、あのイメージで常に脳内比較が避けられないという困った症状を呈するのは仕方がないとしても、マカチェク作品を俯瞰するならばむしろあの方向性は一回限りで終了した異端作品だった可能性があって、というのも他に同じ音楽的コンセプトで制作したアルバムが見当たらないというのが何よりの証左。というわけで、本作もまたそっちじゃない方向でマカチェクの才能が爆発し、常人の予想を覆しながらドバドバ閃いていくギターソロの雨あられ。冒頭から、アレ？今度はモダンジャズ？なんて油断してるとこれがヤバ過ぎで、サウンドチェック的な音出しがいつのまにかフランクザッパのブラックペイジ級の音型フラグメントが続発状態に突入しているという仕掛け。で、これをやらせればザッパバンドで百戦錬磨のテリーボッジオなわけで、こんなのは昔はよくやってたよと言わんばかりに、いともアッサリとこの難儀なフレーズを次々にヤッツけてはそれ以上の何かを付け加えてアンサンブルを膨らませていく凄まじさ。って全編こんな感じの連続で、マカチェク好きにはなによりもこのザッパ感を待ってましたとばかりに狂喜する展開が多く、とはいえ当然のようにコンテンポラリージャズを通してマカチェクご自身の音楽的な変遷を俯瞰してみせるクールな感性も怠らず。で、要するにこのフィルターを通してフューチュリングアワセルヴスを再解釈してみせたってな感じが濃厚な、いわば実はそれの続編的な内容だったという次第。まずは必聴！！！ ALEX MACHACEK-sic(abstract logix)コンディション：★盤は中古盤として並品（軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し）、ジャケットは中古盤として並品（経年のスレ、キズ、圧痕があります）★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★★送料（ユウメール）：ＣＤ１枚￥１８０、ＣＤ２枚￥２１５、ＣＤ３枚～４枚￥３００★郵便料金改定に伴いまして（ＣＤ５枚以上は枚数制限無し）及び（ＬＰ盤１枚～２枚）は定形外郵便（規格外）での扱いとなります。送料は￥５００★