商品説明 チェコSUPRAPHON DM5470 5人の指揮者。10インチ・フラット・オリジナル。こういう多数指揮者の名企画はスプラフォンの得意技ですね。・第一面バカラ指揮、ブルノ放送管・・・ドヴォルザーク：祝典行進曲1897年生まれ、ヤナーチェクの一番弟子の古き名人。これがもう最高なのです。心の底からわくわくするような音の力、王国の風が吹いてきます。あらえびす的に言えばこれを聴いて踊り出さなかったら少しばかり感性がにぶいと思って頂いて差し支えない、という感じです。シンプルな曲なのにこの表現力は流石に古い時代を知る人ですね。クバ指揮、プラハ交響管・・・スーク：春生没不明ですが、とても繊細でロマンティック。美しい女性のしなやかな髪を思わせる響きにうっとりです。装飾もまた美的。耽美的な人ですね。ピンカス指揮、プラハ放送交響管・・・スメタナ：祝典序曲1920年生まれと当盤の中では若手。他の凄腕と比べるとちょっとパッとしませんね。・第二面クリマ指揮、プラハ放送交響管・・・ネドバル：スケルツォ・カプリース1905年生まれ。録音が多い人ですが、それも納得の充実した音楽を味わえました。エロティックな色彩から牧歌的な空気まで、物語を読む心地で楽しめました。ネドバルはドヴォルザークの弟子ですが、これ結構いいですよ。キンツェル指揮、プラハ交響管・・・スーク：交響的行進曲。これがバカラと並ぶ本盤の白眉(2本)。1898年生まれで録音ほとんどない人です(SP期には少々ある模様)。この生き生きとした音楽はまさに祝典であり、音楽が楽しい！人懐っこい音たちはセピア色の贈り物。思わずメロディを口ずさんでしまいます。天然な無邪気さという点ではバカラ以上でしょうか。たまりません。盤質：盤面擦れ少しくらいできれい。チリパチ少しくらいで溝状態良く、ほとんど美品～きわめて良好。ジャケ：共通ジャケ。【盤質評価】全面視聴してから出品しています。区分は以下のものを採用しておりますが、必要に応じて詳しく説明するようにしています。美品(Ｍ)：新品並みの状態。ほとんど美品(ＮＭ)：極浅い擦れや軽微な傷。きわめて良好(ＥＸ)：年相応の擦れや浅傷。ひどいものはなし。良好(ＶＧ)：擦れや傷などが目立つ。＊音溝が活きてなければ出しません。■丁寧に梱包して送ります。またトラブルなどには誠実に対処いたしますのでよろしくお願いいたします。